持続可能な発展のスピーチ
2012 年「国連持続可能な開発会議」ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチがニュースなどで取り上げられた。 注文住宅の設計・営業で結果を出し始めていた自分にとって、次のステップを模索していた大きなヒントがそこに感じられた。
ムヒカ大統領の持続可能な発展のスピーチの内容
ムヒカ大統領が言っていたような、お金とは労働時間の代償であり、お金を沢山消費することはその源である時間の消費と言える。
沢山儲けるという事は沢山の人の人生の時間を集めていることになる。
お金を浪費する事は沢山の人の時間を奪いそして消費していることになる。
自身の人生もお金を稼ぐ事に消費してしまう。
少ないお金でより満足度を上げる。
幸福の質を向上させるような生活スタイルのシフトが重要だ。
人には知恵がある。
自身の時間を大切にして、お金をあまり必要としない 知恵により多くのお金が掛からない生活にして少しの事で大きな満足を感じるという人生を実現する。
物をお金を使って買う為には、自分の人生の時間を消費して物を買っていることになる。
人生を送る為に莫大な資金が必要となってしまうということは、沢山の労働時間をお金にかえる必要となってしまう。
人間は知恵がある。
だから、よりお金を使わないで生活が成り立つように知恵を働かせる必要がある。
そうすれば、生活を成り立たせる為に必要な労働時間を減らすことができる。
貧乏とは多くのものを欲しがる事を言い、よりすくないもので豊かに暮らす事が豊かな人生に繋がる。
ただ、楽しんで仕事をしている人は幸せであり、無駄をやめて何かを残す。
価値のあるものを何か残すことが人生には重要だ。
一つの幸せを周りの人も幸せにしていくことが本当の幸せに。
物欲やお金を稼ぐために仕事をしていると、時間をただ浪費してしまう。
自由市場経済が間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。
マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。
グローバリゼーションが私たちをコントロールしている 消費行動が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら多くしなくてはなりません。
消費が止まれば経済が止まり不況が世界を襲う。
「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。
根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。
愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。
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