⁂古民家に断熱材いる?いらない?

前回、打合せていたフリクの大きかった床下の大引きや束丸太。新しい角材に取り替えられていました 柱や仕口下の受け材も新設されていて一安心

曳家された時の床束の施工がちょっと雑で心配だったのだけれど、綺麗にやり替えて頂いてて、大工さんに感謝です。   

さてさて、うちの古民家の壁や天井裏について。 透湿防水シートや断熱材が無く、外壁板の裏っ側がそのまま見えてます。 

このまま室内側に壁材を貼るだけの予定です。

大工さんに、「本当に断熱材入れなくていいの?」って何度も聞かれました。 


そうですよね、普通入れますよね 

でも、断熱材って家の壁・床下・天井くまなく入れないと意味ないんだもん 

 

壁より大開口な窓から熱損失しまくってるし 気密化されてない隙間風スースーの古民家で、

部分的に入れたところで気休めにしかならないので、入れないことにしました。

 家全体を断熱改修する予算もないので そんな割り切り人間の私たちに驚きながらも、「でも透湿防水シートだけは入れましょう!それだけは!」って大工さん。 懇願されたので、それだけはお願いしますかね… 


そう言えば、「柱のほぞ穴、嫌ですよね?塞ぎますね」って言われた時も「それがいいんですよ!そのままでお願いします」って言ったらびっくりしてたな… すみませんね、いまどきの普通が通用しない人間で 


 #古民家#断熱材

古民家でつなぐ

都心で注文住宅50棟の実績がある インテリアデザイナーと建築士の夫婦が自宅に選んだ 古民家再生に描く未来と今をそれぞれの視点でつづる

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