文化財を個人が残す可能性
全ての古民家は文化財として、後世に残す価値があると考えています。
ここでは住まいとしての古民家を実現して、その魅力を多くの人に伝えることで 一つでも多くの古民家が活用され次世代につながるきっかけになればとの願いで発信しています。
個人の資金力でも可能な事例として、建築士がクライアントに提案するのではなく、自分事として悩みながら、多くない資金で重要なポイントに必要な予算を配分したその経緯と、実際に何年も住んでみた経験を通して反省した内容がお伝えできればと考えています。
古民家には寒い暗い生活しにくいというイメージがついてしまい敬遠されがちですが。
出来る限りの工夫でより魅力的な古民家に改修することもできますし、なにより快適かどうかは人それぞれであり、実体験により選択肢としての可能性を判断して欲しいと願っていますので、是非希望があれば泊りに来て体験してもらいたいです。
都内で50棟の注文住宅の実績がある建築士として、現代の木造戸建てと古民家の違いを熟知しているからこそ、その経験を通して様々な視点でお話しできることがあると考えています。
古民家を活用した家作りが全ての人に合うとは言えないと思いますが、日本の伝統や文化を残すためにも、機能や利便性という視点だけでなく、伝統や文化の薫る住まいという視点での豊かな生活を送ることをもう少し多くの人が選択する未来があってもいいと思うのです。
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